有価証券報告書
(金融商品取引法第24条第1項に基づく報告書)
事 業 年 度
自 平成26年4月1日
(第 36 期)
至 平成27年3月31日
福井コンピュータホールディングス株式会社
福井県福井市高木中央1丁目2501番地
(E04933)
目次
表紙 頁
第一部 企業情報 ……… 1
第1 企業の概況 ……… 1
1. 主要な経営指標等の推移 ……… 1
2. 沿革 ……… 3
3. 事業の内容 ……… 4
4. 関係会社の状況 ……… 6
5. 従業員の状況 ……… 7
第2 事業の状況 ……… 8
1. 業績等の概要 ……… 8
2. 生産、受注及び販売の状況 ……… 9
3. 対処すべき課題 ……… 10
4. 事業等のリスク ……… 10
5. 経営上の重要な契約等 ……… 11
6. 研究開発活動 ……… 11
7. 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ……… 12
第3 設備の状況 ……… 14
1. 設備投資等の概要 ……… 14
2. 主要な設備の状況 ……… 14
3. 設備の新設、除却等の計画 ……… 14
第4 提出会社の状況 ……… 15
1. 株式等の状況 ……… 15
(1) 株式の総数等 ……… 15
(2) 新株予約権等の状況 ……… 15
(3) 行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等 ……… 15
(4) ライツプランの内容 ……… 15
(5) 発行済株式総数、資本金等の推移 ……… 15
(6) 所有者別状況 ……… 16
(7) 大株主の状況 ……… 16
(8) 議決権の状況 ……… 17
(9) ストックオプション制度の内容 ……… 17
2. 自己株式の取得等の状況 ……… 18
(1) 株主総会決議による取得の状況 ……… 18
(2) 取締役会決議による取得の状況 ……… 18
(3) 株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容 ……… 18
(4) 取得自己株式の処理状況及び保有状況 ……… 18
3. 配当政策 ……… 19
4. 株価の推移 ……… 19
5. 役員の状況 ……… 20
6. コーポレート・ガバナンスの状況等 ……… 23
(1) コーポレート・ガバナンスの状況 ……… 23
頁
第5 経理の状況 ……… 27
1. 連結財務諸表等 ……… 28
(1)連結財務諸表 ……… 28
① 連結貸借対照表 ……… 28
② 連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……… 30
③ 連結株主資本等変動計算書 ……… 32
④ 連結キャッシュ・フロー計算書 ……… 34
注記事項 ……… 35
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) ……… 35
(連結貸借対照表関係) ……… 36
(連結損益計算書関係) ……… 36
(連結包括利益計算書関係) ……… 36
(連結株主資本等変動計算書関係) ……… 37
(連結キャッシュ・フロー計算書関係) ……… 38
(リース取引関係) ……… 38
(金融商品関係) ……… 39
(有価証券関係) ……… 41
(デリバティブ取引関係) ……… 41
(退職給付関係) ……… 42
(税効果会計関係) ……… 42
(企業結合等関係) ……… 42
(セグメント情報等) ……… 43
関連当事者情報 ……… 46
(1株当たり情報) ……… 47
(重要な後発事象) ……… 47
⑤ 連結附属明細表 ……… 47
(2)その他 ……… 47
2.財務諸表等 ……… 48
(1)財務諸表 ……… 48
① 貸借対照表 ……… 48
② 損益計算書 ……… 50
③ 株主資本等変動計算書 ……… 51
注記事項 ……… 53
(重要な会計方針) ……… 53
(貸借対照表関係) ……… 53
(損益計算書関係) ……… 54
(有価証券関係) ……… 54
(税効果会計関係) ……… 55
(重要な後発事象) ……… 55
④ 附属明細表 ……… 56
(2) 主な資産及び負債の内容 ……… 56
(3) その他 ……… 56
第6 提出会社の株式事務の概要 ……… 57
第7 提出会社の参考情報 ……… 58
1. 提出会社の親会社等の情報 ……… 58
2. その他の参考情報 ……… 58
第二部 提出会社の保証会社等の情報 ……… 59
[監査報告書]
[内部統制報告書]
【表紙】
【提出書類】 有価証券報告書
【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項
【提出先】 北陸財務局長
【提出日】 平成27年6月22日
【事業年度】 第36期(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
【会社名】 福井コンピュータホールディングス株式会社
【英訳名】 Fukui Computer Holdings,Inc.
【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 蕗野 勝
【本店の所在の場所】 福井県福井市高木中央1丁目2501番地
【電話番号】 0776(53)9200(代表)
【事務連絡者氏名】 執行役員経理部長 生田 晴来
【最寄りの連絡場所】 福井県福井市高木中央1丁目2501番地
【電話番号】 0776(53)9200(代表)
【事務連絡者氏名】 執行役員経理部長 生田 晴来
【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
(1)連結経営指標等
回次 第32期 第33期 第34期 第35期 第36期
決算年月 平成23年3月 平成24年3月 平成25年3月 平成26年3月 平成27年3月
売上高 (百万円) 6,599 7,236 7,570 8,768 8,600
経常利益 (百万円) 663 913 1,287 2,064 1,989
当期純利益 (百万円) 288 543 798 1,275 1,326
包括利益 (百万円) 281 570 999 1,550 1,523
純資産額 (百万円) 5,720 6,175 6,945 8,242 9,478
総資産額 (百万円) 7,929 8,798 10,166 11,727 13,211
1株当たり純資産額 (円) 495.67 535.93 602.82 358.76 412.55
1株当たり当期純利益金
額 (円) 25.10 47.31 69.49 55.51 57.75 潜在株式調整後1株当た
り当期純利益金額 (円) - - - - -
自己資本比率 (%) 71.8 70.0 68.1 70.3 71.7
自己資本利益率 (%) 5.1 9.2 12.2 16.8 15.0
株価収益率 (倍) 16.93 9.03 9.53 7.79 12.26
営業活動によるキャッシ
ュ・フロー (百万円) 500 1,184 1,137 1,216 1,928 投資活動によるキャッシ
ュ・フロー (百万円) △101 △60 △363 437 △6 財務活動によるキャッシ
ュ・フロー (百万円) △115 △115 △229 △229 △287 現金及び現金同等物の期
末残高 (百万円) 1,473 2,482 3,028 4,452 6,088 従業員数
(人)
414 426 425 406 424 (外、平均臨時雇用者
数) (105) (75) (69) (74) (69) (注)1. 売上高には消費税等は含まれておりません。
2. 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。 3. 平成26年10月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行いましたが、第35期の期首に当該株
(2)提出会社の経営指標等
回次 第32期 第33期 第34期 第35期 第36期
決算年月 平成23年3月 平成24年3月 平成25年3月 平成26年3月 平成27年3月
売上高又は営業収益 (百万円) 6,483 7,144 2,503 1,330 2,043
経常利益 (百万円) 649 937 441 459 1,326
当期純利益 (百万円) 284 574 265 377 1,267
資本金 (百万円) 1,631 1,631 1,631 1,631 1,631
発行済株式総数 (千株) 11,500 11,500 11,500 11,500 23,000
純資産額 (百万円) 5,688 6,182 6,417 6,836 8,013
総資産額 (百万円) 7,852 8,778 7,297 7,652 8,877
1株当たり純資産額 (円) 495.18 538.14 558.62 297.57 348.76
1株当たり配当額
(円)
10.00 20.00 20.00 25.00 15.00 (うち1株当たり中間配
当額) (-) (-) (-) (-) (-)
1株当たり当期純利益金
額 (円) 24.76 50.02 23.09 16.41 55.15 潜在株式調整後1株当た
り当期純利益金額 (円) - - - - -
自己資本比率 (%) 72.4 70.4 87.9 89.3 90.3
自己資本利益率 (%) 5.1 9.7 4.2 5.7 17.1
株価収益率 (倍) 17.16 8.54 28.67 26.35 12.84
配当性向 (%) 40.4 40.0 86.6 76.1 27.2
従業員数
(人)
399 411 27 31 27 (外、平均臨時雇用者
数) (105) (75) (19) (19) (18) (注)1. 売上高又は営業収益には消費税等は含まれておりません。
2. 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。 3. 第34期の経営指標等の大幅な変動は、当社が平成24年7月2日をもって会社分割により持株会社体制へ移
行したことによるものであります。
2【沿革】
昭和54年12月 コンピュータソフトウエアの開発及び販売を目的として、福井県福井市幾久町7番16号に 福井コンピューター販売株式会社を設立
昭和57年4月 福井県福井市幾久町1番10号に本社を移転 昭和58年3月 福井県福井市二の宮3丁目42番30号に本社を移転
昭和59年6月 子会社株式会社アテナシステム(資本金2百万円)を福井県福井市二の宮3丁目42番30号に設立 昭和60年2月 商号を福井コンピューター株式会社に変更
平成元年9月 業容の拡大に伴い、福井県福井市高木中央1丁目2501番地に本社ビルを建設、移転 商号を福井コンピュータ株式会社に変更
平成2年6月 子会社株式会社アテナシステムを株式会社エフシーエスに商号変更 主にリース業を生業とする
所在地を福井県福井市高木中央1丁目2501番地の福井コンピュータ株式会社内に移転 平成4年3月 子会社株式会社エフシーエスを解散
平成7年9月 日本証券業協会に株式を店頭登録
平成9年9月 福井県坂井郡丸岡町(現坂井市)にウィン・ラボラトリ(技術開発棟)を新設 平成16年1月 中国・上海市に子会社「福申信息系統(上海)有限公司」を設立
平成16年12月 日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場 平成18年2月 東京証券取引所市場第二部に株式を上場
平成19年3月 東京証券取引所市場第一部銘柄に指定替え
平成21年4月 株式会社ザ・システム(現・連結子会社)の株式取得 平成21年10月 福申信息系統(上海)有限公司の出資金の持分全部譲渡
平成23年7月 株式会社FALCONの株式を取得し関連会社化
平成24年7月 会社分割により持株会社体制に移行し、商号を福井コンピュータホールディングス株式会社に変更 会社分割で福井コンピュータアーキテクト株式会社(現・連結子会社)及び福井コンピュータ株式 会社(現・連結子会社)を設立
平成25年7月 福井コンピュータスマート株式会社(現・連結子会社)を設立 平成26年8月 関連会社株式会社FALCONの株式を売却
3【事業の内容】
当社グループ(当社及び連結子会社)は、当社(福井コンピュータホールディングス株式会社)及び子会社4社 で構成されており、建築・測量・土木のCADソフトウエアの開発及び販売を主たる業務としております。 上記の他、その他の関係会社として株式会社アセットマネジメント及び株式会社LIXILがあります。株式会 社アセットマネジメントは投資・不動産管理事業を営んでおり、資本的関係及び役員の兼務以外に事業上の関係は ありません。株式会社LIXILは建材事業を営んでおり、当社グループの建築CAD事業製品を販売しておりま す。
なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当してお り、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断するこ ととなります。
当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。
また、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結 財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
セグメント区分 事業内容 主な会社名
建築CAD事業
建築関連業においては、様々な建築図面や見積書、部 材を注文する際の発注書など数多くの書類が必要とな り、これらを手書きや手計算で行うにはかなりの時間と 労力を要します。こうした図面や書類を迅速かつ正確に 自動計算・作成することを目的としてCADソフトウエ アを開発、販売しております。また、図面や書類作成以 外にも、建築プレゼンテーションに最適な提案資料の作 成や、住宅営業支援ツールなど営業から設計、積算・見 積までトータルサポート出来るCADソフトウエアを開 発し、建築設計事務所、工務店、ハウスビルダー、ゼネ コンなど建築関連業者に対し、ソリューション提案並び に販売を行っております。
福井コンピュータアーキテク ト株式会社
福井コンピュータスマート株 式会社
株式会社ザ・システム
測量土木CAD事業
(測量CADソフトウエア)
測量会社や土地家屋調査士は、測量機器を使用して土 地・建物の形状や面積を測定し図面を作成する作業を行 っており、手書きや手計算で行うことは非常に困難とな っております。これらを迅速かつ正確に自動作成するこ とを目的としてCADソフトウエアを開発し、測量会 社、土地家屋調査士、コンサルタントなど測量土木業者 全般に対し、ソリューション提案並びに販売を行ってお ります。
(土木CADソフトウエア)
土木業においては、従来、設計コンサルタント会社か ら図面を貰い施工を行っており、作業現場での設計変更 が必要となったときは、図面を手書きで修正しておりま した。また、CALS/ECの普及による図面の電子化 が行なわれており、CADでの修正が必要となってきて おります。これらに迅速かつ正確に対応することを目的 として、土木施工業に特化したCADソフトウエアとな っております。また、官公庁の業務を請負ううえで提出 義務のある現場写真管理、出来形管理等の業務にも対応 しており、土木業者を中心にソリューション提案並びに 販売を行っております。
福井コンピュータ株式会社 福井コンピュータスマート株 式会社
以上に述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
4【関係会社の状況】
関係会社は次のとおりであります。
名称 住所 資本金 主要な事業内容
議決権の所有割合 又は被所有割合
(%)
関係内容
(連結子会社)
福井コンピュータアーキ
テクト㈱ (注)1 福井県坂井市 10百万円 建築CAD事業 100.00
経営管理業務の 受託
役員の兼任あり
福井コンピュータ㈱
(注)2 福井県坂井市 10百万円
測量土木CAD事
業 100.00
経営管理業務の 受託
役員の兼任あり
福井コンピュータスマー
ト㈱ 福井県坂井市 10百万円
建築CAD事業 測量土木CAD事 業
100.00
経営管理業務の 受託
役員の兼任あり
㈱ザ・システム 長崎県長崎市 50百万円 建築CAD事業 100.00 役員の兼任あり
(その他の関係会社)
㈱アセットマネジメント 愛知県名古屋 市東区
50百万円
投資・不動産賃貸 管理
(被所有) 42.42
主要株主 役員の兼任あり
㈱LIXIL 東京都江東区
34,600百万円
金属製建材、水回 り設備、その他建 材、住宅用構造体 の製造・販売、建 築資材の販売
(被所有)
27.80 主要株主
(注)1.福井コンピュータアーキテクト株式会社は、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高 に占める割合が10%を超えております。
主要な損益情報等 (1)売上高 4,598百万円 (2)経常利益 841百万円 (3)当期純利益 571百万円 (4)純資産額 597百万円 (5)総資産額 2,537百万円
2.福井コンピュータ株式会社は、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合 が10%を超えております。
主要な損益情報等 (1)売上高 3,848百万円 (2)経常利益 821百万円 (3)当期純利益 544百万円 (4)純資産額 563百万円 (5)総資産額 2,168百万円
5【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況
平成27年3月31日現在
セグメントの名称 従業員数(人)
建築CAD事業 227 (29)
測量土木CAD事業 170 (22)
全社(共通) 27 (18)
合計 424 (69)
(注)1.従業員数は、就業人員であり、臨時雇用者数(準社員、契約社員)は、年間の平均人数を( )外数で記載 しております。
2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属している ものであります。
(2) 提出会社の状況
平成27年3月31日現在
従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
27(18) 42.5 14.7 7,096,287
セグメントの名称 従業員数(人)
全社(共通) 27 (18)
合計 27 (18)
(注)1.従業員数は、就業人員であり、臨時雇用者数(準社員、契約社員)は、年間の平均人数を( )外数で記載 しております。
2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属している ものであります。
(3) 労働組合の状況
第2【事業の状況】
1【業績等の概要】
(1) 業績
当社グループ(当社及び連結子会社)における当連結会計年度の業績につきましては、売上高8,600百万円(前年 同期比1.9%減)、営業利益1,936百万円(前年同期比4.2%減)、経常利益1,989百万円(前年同期比3.6%減)、当 期純利益1,326百万円(前年同期比4.0%増)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。
なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同期比較については、前年同期の 数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
①建築CAD事業
当連結会計年度の住宅業界は、消費増税後の反動減の影響が大きく、住宅着工戸数が減少し厳しい経営環境となり ました。このような状況の中で、建築CAD事業の主力商品であるARCHITRENDシリーズの10年ぶりの新システムとな る「ARCHITREND ZERO」を2015年1月に発売し、お客様から広く支持されました。新商品「ARCHITREND ZERO」への移 行サービスを含む保守契約への切り替えを推し進めた結果、住宅市況の悪化に伴うソフトウエアの売上の落ち込みを 保守サービスが補うこととなりました。個別商品では、2015年4月1日施行の改正省エネ基準に対応した「温熱環境 計算シミュレーション」が、好調に推移しました。
ま た 、B I M ( ビ ル ディ ン グ・ イ ンフ ォ メー シ ョン ・モ デ リン グ) の普 及に 向 け て、 B I M建築 設 計シ ステ ム 「GLOOBE」のバージョンアップを実施し、建物の企画段階から実施設計に至るまでの各工程の業務効率化を実現でき るよう取り組みました。さらに、初期費用不要でリーズナブルな価格でBIM建築設計システムを利用できるよう 「GLOOBEレンタルパック」を2014年11月から販売しました。この結果、建築CAD事業の売上高は4,751百万円(前 年同期比1.1%増)、営業利益は933百万円(前年同期比3.7%増)となりました。
②測量土木CAD事業
測量ソフトウエアについては、主力ソフト「BLUETREND XA 2015」は、上半期についてはWindowsXPサポート終了に 伴うバージョンアップ需要の継続により好調に推移しましたが、下半期は反動のあおりを受け、需要減の状況が続き ました。一方で測量機との連携により現場の効率化を望むお客様は多く、現場端末システム「X-FIELD」の導入が進 み、ニーズの高さを実証することができました。また、土木ソフトウエアについては、主力ソフト「EX-TREND武蔵 2015」の既存売上は保守及びオプションの増加により前年伸長しましたが、新規導入需要減少の落ち込みをカバーで きず、前年比でマイナスとなりました。2015年1月より市場に投入したCIM(コンストラクション・インフォメーシ ョン・モデリング)コミュニケーションシステム「TREND-CORE」は、今後拡大が期待されるCIM市場に対し、福井コ ンピュータCIMソリューションの中核として位置する新商品であり、CIM対応に関心を示す各県上位層の建設会社から 支持され、発売2ヶ月で導入が進みました。この結果、測量土木CAD事業の売上高は3,849百万円(前年同期比 5.3%減)、営業利益は900百万円(前年同期比8.3%減)となりました。
(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」)期末残高は、前連結会計年度末より1,635百万円増 加し6,088百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とその主な要因につきましては以下のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、1,928百万円(前連結会計年度は1,216百万円の獲得)となっております。主な要 因としましては、税金等調整前当期純利益2,001百万円、売上債権の減少額355百万円、前受金の増加額337百万円及 び法人税等の支払額1,077百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は、6百万円(前連結会計年度は437百万円の獲得)となっております。主な要因と しましては、定期預金の預入による支出300百万円、定期預金の払戻による収入300百万円、有形固定資産の取得によ る支出27百万円、投資有価証券の売却による収入25百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は、287百万円(前連結会計年度は229百万円の使用)となっております。主な要因と しましては、配当金の支払い287百万円によるものであります。
2【生産、受注及び販売の状況】
(1) 生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称
当連結会計年度 (自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
前年同期比(%)
建築CAD事業(百万円) 4,640 101.4
測量土木CAD事業(百万円) 3,555 93.8
合計(百万円) 8,195 97.9
(注)1.金額は販売価格で表示しており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。 2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、前年同期比較については、前年同期の数値を 変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
(2) 商品仕入実績
当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称
当連結会計年度 (自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
前年同期比(%)
建築CAD事業(百万円) 96 95.8
測量土木CAD事業(百万円) 252 111.7
合計(百万円) 349 106.8
(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、前年同期比較については、前年同期の数値を 変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
(3) 受注状況
当社グループは、主にパッケージソフトウエアの開発及び販売を行っており、個別受注に基づく製品の生産の 割合が少ないため記載を省略しております。
(4) 販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称
当連結会計年度 (自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日)
前年同期比(%)
建築CAD事業(百万円) 4,751 101.1
測量土木CAD事業(百万円) 3,849 94.7
合計(百万円) 8,600 98.1
(注)1.当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、前年同期比較については、前年同期の数値を 変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
2.当連結会計年度と前連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は次のとおりであ ります。
相手先
前連結会計年度 (自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)
当連結会計年度 (自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
金額(百万円) 割合(%) 金額(百万円) 割合(%)
㈱リコー 1,205 13.7 1,145 13.3
3【対処すべき課題】
当社グループが属する建設業界は、少子高齢化、財政の逼迫に伴って中長期的に市場規模の縮小が見込まれま す。このような環境のなか、当社グループは以下の課題に取り組み、経営体質の強化に努めてまいります。
(1) シェアの拡大
当社グループ最大の強みの一つは、建築・測量CADソフトウエアにおいて、大きなシェアを有していることで あります。ユーザーニーズに合致したソフトウエアの開発及びサポート体制を充実させることによりユーザーの満足 度向上を図るとともに、新規顧客の獲得に注力し更なる市場シェア拡大を目指してまいります。
(2) 中長期的な成長へ向けた新製品・新サービスの創出
当社グループでは、現在の主力製品である建築・測量・土木のCADソフトウエア以外の製品・サービスの創出が 課題であると考えております。この課題に対応すべく、建設業界の業務の効率化を支援する新たな製品の開発及びサ ービスの提供に取り組んでまいります。
(3) 人材の育成と獲得
中期経営計画における重点施策を迅速かつ確実に遂行するためには、社員教育が欠かせないと考えております。新 製品・新サービスを創出する組織体制を整備し、事業戦略を担う人材の育成と獲得に取り組んでまいります。
4【事業等のリスク】
以下において、当社グループの事業展開その他に関するリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記 載しております。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の 対応に努めてまいります。
なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。
(1) 建築・測量・土木の各種CADソフトウエアへの依存について
当社グループは建築・測量・土木の各種CADソフトウエアの開発及び販売を主たる業務とし、またこれらのソフ トウエアに関連する情報機器の販売も行っております。CADソフトウエア関連の販売実績の合計は、当連結会計年 度における総販売実績の97.2%を占めております。また、当社グループが販売するソフトウエアの用途は、建築・測 量・土木の専門分野に特化しており、当社グループの経営成績は建設業界の動向に影響を受ける可能性があります。 なお、当社グループは全国規模の営業網を効率的に運用することを目的として、主として販売代理店を活用し、事 業展開を行っております。従って、何らかの事由により、当社グループとこれらの販売代理店との関係が悪化した場 合等には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
(2) 急速な情報技術革新への対応について
当社グループの製品は、パソコンのウィンドウズ上で動作するソフトウエアが中心であります。昨今、iPad、 Android等のタブレットが急速に普及しており、建築・測量・土木の企業においても導入されています。また、イン ターネットを利用したクラウド移行も徐々に進んでいます。そのため、iPad、Android等のタブレットで動作するソ フトウエアや、クラウドを利用したソフトウエアの開発が急務であり、これらの対応時期の遅れや対応内容によって は、当社グループの業績に影響が生じる可能性があります。
さらに、BIMやCIM等の普及に伴い、商品並びに建設業界の業務体系にも大きな変化が起きる可能性があります。当 社グループは、このような変化に対応する開発体制を整えることが必要であると認識し、また、先端技術に対する当 社グループ製品の対応が可能であると考えておりますが、技術革新に対する開発等のコスト負担が一時的に大きくな る可能性があり、また、対応の完了が遅れた場合等には、当社グループの業績に影響が生じる可能性があります。
(3) 知的財産について
ソフトウエア業界においては、多くの特許出願がなされており、当社グループにおいても新技術に対して積極的に 特許出願を行っております。今後も数多くの特許出願が予測され、あわせて特許権侵害等の問題が生じることが考え られます。
現在、当社グループでは、必要に応じて顧問弁理士に調査を依頼するなど、製品開発において特許権の侵害等がな いかチェックを行っております。しかしながら、見解の相違も含め、他社の特許権を侵害する可能性も含まれており ます。同様に、当社グループが保有する特許権について侵害される可能性もあります。
当社グループとしましては、第三者と知的財産権に関する問題が発生した場合、顧問弁護士及び弁理士と対応を協 議していく方針ですが、案件によっては解決に時間と費用を要し、当社グループの業績に影響を与える可能性があり ます。
(4) 個人情報保護について
当社グループでは、SaaSでのアプリケーション提供を行い、他企業の所有する個人データをクラウドで保有してお ります。
こうした個人情報の取扱いについて、平成15年5月に「個人情報の保護に関する法律」が公布、平成17年4月より 施行されたことにより、各企業において個人情報のより厳格な管理が求められております。
当社グループは、平成16年1月に個人情報保護方針を策定し、社内及び当社ホームページにて公開しております。 また、平成20年6月に情報セキュリティ対策のための従業者の基本的行動指針を策定、ISMSに準拠した情報セキュリ ティシステムを構築し、個人情報の管理に努めております。
しかしながら、これらの対策にもかかわらず、重要な情報が漏洩した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼ す可能性があります。
5【経営上の重要な契約等】
該当事項はありません。
6【研究開発活動】
当社グループの研究開発活動としましては、新技術の基礎研究と新製品の開発及び既存製品の改良・改善を主とし て行っており、当連結会計年度の研究開発費の総額は879百万円となっております。
当連結会計年度における各セグメント別の主な研究目的、研究成果及び研究開発費は次の通りであります。
(1)建築CAD事業
建築設計事務所、工務店向け3次元システムARCHITRENDシリーズについては、UIを刷新し、新システム「ARCHI TREND ZERO」として平成27年1月にリリースいたしました。同時に、確認申請、長期優良住宅など「ARCHITREND ZERO」と連携した申請書類の作成が可能な「TREND CA」を新たにリリースいたしました。
BIM建築設計システム「GLOOBE」については、実施設計機能を強化し「GLOOBE2015」として平成26年6月にバージ ョンアップいたしました。
以上の結果、建築CAD事業にかかる研究開発費は、531百万円となっております。
(2)測量土木CAD事業 ①測量CADソフトウエア
現場端末システム「XYCLONE」については、ユーザーインターフェースを刷新し、新システム「X-FIELD 2015」と して平成26年7月にリリースいたしました。
「BLUETREND XA」については、新システム「X-FIELD」との連携を高め、現場作業と内業をトータルで支援する 「BLUETREND XA 2015」として、平成26年7月にバージョンアップいたしました。
「Mercury-Evoluto」については、昨今のIT環境の変化に合わせ64-bit ネイティブ対応版として、「Mercury- Evoluto 2015」を平成26年10月にバージョンアップいたしました。
また、今後CIMの一貫として期待される点群データを取り扱う3D点群処理システム「X-POINT 2015(現:TREND- POINT)」を平成26年10月に新規リリースいたしました。
②土木CADソフトウエア
「EX-TREND 武蔵」については、情報化施工への対応、現場端末システム「X-FIELD」やデータ共有クラウドサービ ス「CIMPHONY」との連携を強化し、「EX-TREND 武蔵 2015」として平成27年1月にバージョンアップいたしました。
また、土木施工業向けの3次元CADシステムとして、現場技術者自身が操作し、施工フェーズでの活用を目的と したCIMコミュニケーションシステム「TREND-CORE 2015」を平成27年1月に新規リリースいたしました。
以上の結果、測量土木CAD事業に係る研究開発費は347百万円となっております。
7【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
以下の文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されてお ります。この連結財務諸表を作成するに当たりまして、重要な見積りや仮定を行う必要があります。重要な会計方針 において、それら重要な見積りや仮定により業績に影響を受ける項目は次のとおりです。
なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 連結財務諸表作成のため の基本となる重要な事項」に記載しておりますので、あわせてご参照ください。
① 貸倒引当金
当社グループは、売掛債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒れ が懸念される特定の債権については相手先の財務状況、業績等を検討して回収可能性を勘案し、回収不能見込額 を計上しております。相手先の財務状態が悪化し、その支払能力が低下した場合、引当金を積み増すことにより 損益にマイナスの影響を与える可能性があります。
② 繰延税金資産
当社グループは、将来年度の当社の収益力に基づく課税所得による回収可能性を十分に検討した上で、繰延税 金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性が見込めないと判断した場合は、回収不能と見込まれる 金額を見積り、評価性引当額を計上します。この計上により、損益に影響を与える可能性があります。
③ 市場販売目的のソフトウエア
当社グループは、市場販売目的のソフトウエアの制作原価を「研究開発費及びソフトウエアの会計処理に関す る実務指針」(会計制度委員会報告第12号 平成11年3月31日)を踏まえた原価計算により、無形固定資産に計 上しております。この資産に計上したソフトウエアについては、販売見込本数を見積り、3年以内に償却する方 法を採用しております。販売見込本数の見積りは、様々な要因により影響を受けるもので、当初の見積り時に予 測できなかった要因により販売見込本数が著しく減少した場合は、損益に影響を与える可能性があります。
(2) 当連結会計年度の経営成績の分析
当社グループの当連結会計年度の経営成績については、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1)業績」をご参照 ください。
売上高については、消費税増税に伴う駆け込み需要とWindowsXPサポート終了に伴うバージョンアップ需要の反動 により、前連結会計年度に比べ167百万円減の8,600百万円となりました。
売上原価及び販売費及び一般管理費は前連結会計年度に比べ、減価償却費が減少したことなどから82百万円減の 6,664百万円となり、営業利益は1,936百万円(前年同期比4.2%減)となりました。
営業外損益では、受取配当金27百万円、受取手数料8百万円などにより営業外収益は53百万円となりました。これ により、経常利益は1,989百万円(前年同期比3.6%減)となりました。
また、特別損益では、投資有価証券売却益12百万円を計上した結果、税金等調整前当期純利益は2,001百万円(前 年同期比2.4%減)となりました。法人税、住民税及び事業税611百万円と法人税等調整額63百万円を計上した結果、 当期純利益は1,326百万円(前年同期比4.0%増)となりました。
(3) 経営成績に重要な影響を与える要因について
(4) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 ① キャッシュ・フロー
当社グループの当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの概況については、「第2 事業の状況 1 業 績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」をご参照ください。
② 資金需要
当社グループにおける資金使途としましては、主たる事業が建築・測量・土木のCADソフトウエアの開発及 び販売であることから、開発部門及び営業部門の人件費が中心となる営業費用、配当金や税金の支払いなどとな っております。また、将来的な資金需要としましては、現在の主たる事業の拡大や新規事業への参入などが具体 化した場合に新たな資金需要の発生が予測されます。
③ 長期及び短期借入金
当社グループの有利子負債は、当連結会計年度末においてありません。
④ 財務政策
当社グループでは、現在、運転資金及び設備投資資金につきましては、内部資金により資金調達を行うことと しております。
自己株式取得につきましては、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を可能にするため、必要と判断し た場合、市場環境、当社の財政状態を鑑みながら行っていきます。
第3【設備の状況】
1【設備投資等の概要】
当社グループでは、製品開発及びサポートサービス用として、情報機器及び通信機器を中心に26百万円の設備投資 を実施しました。
セグメント別の内訳は、建築CAD事業16百万円、測量土木CAD事業5百万円、報告セグメントに帰属しない管 理部門4百万円となっております。
なお、当連結会計年度中に重要な設備の売却、撤去等はありません。
2【主要な設備の状況】
当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。 (1) 提出会社
平成27年3月31日現在
事業所名 (所在地)
セグメントの名
称 設備の内容
帳簿価額
従業員 数 (人) 建物及び
構築物 (百万円)
工具、器 具及び備
品 (百万円)
土地 (百万円)
(面積㎡)
その他 (百万 円)
合計 (百万 円)
本社
(福井県福井市)
全社統括業務 建築CAD事業 測量土木CAD 事業
統括業務施設
販売業務施設 224 11
359
(3,288.13) 2 598
14 (7)
ウィン・ラボラトリ (福井県坂井市)
全社統括業務 建築CAD事業 測量土木CAD 事業
統括業務施設
開発業務施設 1,246 37
643
(11,490.65) [9,486.60]
9 1,937 13 (11)
(2) 国内子会社
平成27年3月31日現在
会社名 事業所名 (所在地)
セグメント
の名称 設備の内容
帳簿価額
従業員数 (人) 建物及び
構築物 (百万円)
工具、器 具及び備
品 (百万円)
土地 (百万円) (面積㎡)
その他 (百万円)
合計 (百万円)
㈱ザ・システ ム
本社 (長崎県長 崎市)
建築CAD 事業
統括業務及 び販売・開 発業務施設
36 1 73
(914.00) 0 111
12 (-)
(注)1.帳簿価額のうち「その他」は、機械装置及び車両運搬具であります。 なお、金額には消費税等を含めておりません。
2.提出会社のウィン・ラボラトリは、土地の一部を賃借しております。年間賃借料は6百万円であり、面積は [ ]で外書しております。
3.従業員数の( )は、臨時雇用者数(準社員、契約社員)を外書しております。 4.リース契約による主な賃借設備は、次のとおりであります。
会社名 セグメントの名称 名称 数量(台) リース期間 年間リース料 (百万円)
リース契約 残高(百万円)
福井コンピュータ ホールディングス㈱
全社統括業務 建築CAD事業 測量土木CAD事業
車両運搬具 142 3年又は5年 64 127
(注) 取引の内容は、所有権移転外ファイナンス・リースであります。
3【設備の新設、除却等の計画】
第4【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】 ①【株式の総数】
種類 発行可能株式総数(株)
普通株式 60,000,000
計 60,000,000
②【発行済株式】
種類 事業年度末現在発行数(株) (平成27年3月31日)
提出日現在発行数(株) (平成27年6月22日)
上場金融商品取引所名 又は登録認可金融商品 取引業協会名
内容
普通株式 23,000,000 23,000,000 東京証券取引所 市場第一部
単元株式数 100株
計 23,000,000 23,000,000 - -
(2)【新株予約権等の状況】 該当事項はありません。
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】 該当事項はありません。
(4)【ライツプランの内容】 該当事項はありません。
(5)【発行済株式総数、資本金等の推移】
年月日
発行済株式総 数増減数
(千株)
発行済株式総 数残高
(千株)
資本金増減額 (百万円)
資本金残高 (百万円)
資本準備金増 減額
(百万円)
資本準備金残 高
(百万円)
平成22年6月25日
(注)1 - 13,295 - 1,631 △1,361 1,500 平成23年1月31日
(注)2 △1,795 11,500 - 1,631 - 1,500 平成26年10月1日
(注)3 11,500 23,000 - 1,631 - 1,500 (注)1. 資本準備金の減少は、会社法第448条第1項の規定に基づき、その他資本剰余金へ振替えたものでありま
す。
(6)【所有者別状況】
平成27年3月31日現在
区分
株式の状況(1単元の株式数 100株)
単元未満 株式の状 況(株) 政府及び
地方公共 団体
金融機関 金融商品取引業者 その他の法人
外国法人等
個人その
他 計
個人以外 個人
株主数(人) - 18 30 27 47 2 2,407 2,531 -
所有株式数
(単元) - 16,233 1,456 162,678 6,466 12 43,144 229,989 1,100 所有株式数の
割合(%) - 7.06 0.63 70.73 2.81 0.01 18.76 100.00 - (注) 自己株式24,246株は「個人その他」に242単元及び「単元未満株式の状況」に46株を含めて記載しておりま
す。
(7)【大株主の状況】
平成27年3月31日現在
氏名又は名称 住所 所有株式数 (千株)
発行済株式総数に 対する所有株式数 の割合(%)
株式会社アセットマネジメント 愛知県名古屋市東区主税町4-85 9,746 42.37
株式会社LIXIL 東京都江東区大島2丁目1-1 6,387 27.77
日本トラスティ・サービス信託銀行
株式会社(信託口) 東京都中央区晴海1-8-11 801 3.48 日本マスタートラスト信託銀行株式
会社(信託口) 東京都港区浜松町2-11-3 474 2.06
福井コンピュータ従業員持株会 福井県福井市高木中央1-2501 300 1.31
BNP PARIBAS SECURITIES SERVICES LUXEMBOURG/JASDEC/FIM/LUXEMBOURG FUNDS
(常任代理人香港上海銀行東京支店 カストディ業務部)
33 RUE DE GASPERICH,L-5826 HOWALD-HESPERANGE,LUXEMBOURG (東京都中央区日本橋3-11-1)
220 0.96
小林 德也 福井県敦賀市 130 0.57
和田 昌彦 東京都中央区 128 0.56
加藤 清久 愛知県尾張旭市 120 0.52
小森 吉晴 福井県福井市 106 0.46
計 - 18,414 80.06
(注)1.日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は801 千株であります。
2.日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)の所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は474千株 であります。
(8)【議決権の状況】 ①【発行済株式】
平成27年3月31日現在
区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容
無議決権株式 - - -
議決権制限株式(自己株式等) - - -
議決権制限株式(その他) - - -
完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 24,200 - -
完全議決権株式(その他) 普通株式 22,974,700 229,747 -
単元未満株式 普通株式 1,100 - 1単元(100株)未満の株式
発行済株式総数 23,000,000 - -
総株主の議決権 - 229,747 -
②【自己株式等】
平成27年3月31日現在
所有者の氏名又
は名称 所有者の住所
自己名義所有 株式数(株)
他人名義所有 株式数(株)
所有株式数の 合計(株)
発行済株式総数に 対する所有株式数 の割合(%)
福井コンピュータ ホールディングス 株式会社
福井県福井市高木中央
1丁目2501番地 24,200 - 24,200 0.11
計 - 24,200 - 24,200 0.11
(9)【ストックオプション制度の内容】 該当事項はありません。
2【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】 会社法第155条第7号に該当する普通株式の取得
(1)【株主総会決議による取得の状況】 該当事項はありません。
(2)【取締役会決議による取得の状況】 該当事項はありません。
(3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
区分 株式数(株) 価額の総額(円)
当事業年度における取得自己株式 12,144 34,104
当期間における取得自己株式 - -
(注) 1.平成26年10月1日付で1株につき2株の株式分割を行っております。そのため、当事業年度における取得 自己株式数には、株式分割による増加12,102株が含まれております。
2.当期間における取得自己株式には、平成27年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株 式の買取りによる株式は含まれておりません。
(4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
区分
当事業年度 当期間
株式数(株) 処分価額の総額
(百万円) 株式数(株)
処分価額の総額 (百万円)
引き受ける者の募集を行った取得
自己株式 - - - -
消却の処分を行った取得自己株式 - - - -
合併、株式交換、会社分割に係る
移転を行った取得自己株式 - - - -
その他
( - ) - - - -
保有自己株式数 24,246 - 24,246 -
(注) 1.平成26年10月1日付で1株につき2株の株式分割を行っており、株式分割後の株式数を記載しておりま す。
2.当期間における保有自己株式数には、平成27年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株 式の買取りによる株式は含まれておりません。
3【配当政策】
当社は、利益配分につきましては、「株主の皆様への利益還元姿勢を重視し、安定的かつ継続的な配当を実施す る」ことを当社の基本方針としております。
当社は、年に1回、期末配当で剰余金の配当を行うことを基本方針としております。期末配当の決定機関は株主総 会であります。
当事業年度の配当につきましては、上記方針に基づき、1株当たり15円としております。
内部留保資金につきましては、開発及び販売体制強化に向けての資金需要に備えるとともに、経営体質の強化並び に今後の事業の拡大に活用してまいりたいと考えております。
当社は会社法第454条第5項に規定する中間配当をすることができる旨を定款に定めております。 なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。
決議年月日 配当金の総額 (百万円)
1株当たり配当額 (円) 平成27年6月19日
定時株主総会決議 344 15.00
4【株価の推移】
(1)【最近5年間の事業年度別最高・最低株価】
回次 第32期 第33期 第34期 第35期 第36期
決算年月 平成23年3月 平成24年3月 平成25年3月 平成26年3月 平成27年3月
最高(円) 487 455 746 980 2,116
□923
最低(円) 284 323 382 595 784
□665 (注)1.最高・最低株価は、東京証券取引所市場第一部におけるものであります。
2.□印は、株式分割(平成26年10月1日、1株→2株)による権利落後の最高・最低株価を示しております。
(2)【最近6月間の月別最高・最低株価】
月別 平成26年10月 平成26年11月 平成26年12月 平成27年1月 平成27年2月 平成27年3月
最高(円) 850 923 860 865 880 812
最低(円) 730 764 705 766 790 665
5【役員の状況】
男性10名 女性-名 (役員のうち女性の比率-%)
役名 職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数(千株)
取締役
会長 堀 誠
昭和12年 5月8日生
昭和44年7月 公認会計士開業登録 昭和44年10月 株式会社ダイテック設立
代表取締役社長
平成3年9月 財団法人堀情報科学振興財 団(現 公益財団法人堀科 学芸術振興財団)設立 理 事長(現任)
平成12年4月 株式会社ダイテック代表取 締役会長
平成18年7月 株式会社ダイテックホール ディング(現 株式会社ア セットマネジメント)代表 取締役会長(現任) 平成22年6月
平成23年2月
当社取締役 当社取締役相談役 平成24年6月 当社取締役会長(現任) 平成24年10月 株式会社ダイテックホール
ディング(現 株式会社ダ イテック)代表取締役社長 (現任)
平成26年 6月から 2年
-
代表 取締役 社長
蕗野 勝 昭和31年 9月7日生
平成元年7月 当社入社
平成11年4月 管理本部長兼総務部長 平成12年6月 執行役員管理本部長 平成13年6月 取締役管理本部長 平成16年4月 常務取締役管理本部長 平成20年4月 専務取締役管理本部長兼総
務部長
平成24年6月 代表取締役社長(現任)
平成26年 6月から 2年
26
取締役 林 治克 昭和36年 3月10日生
平成元年7月 当社入社 平成10年4月 社長室長
平成11年4月 経理部長兼経理課長兼財務 課長
平成16年4月 経理部長兼経理課長 平成17年6月 執行役員経理部長兼経理課
長
平成19年4月 執行役員経理部長兼財務課 長
平成22年6月 取締役経理部長兼財務課長 平成24年6月 取締役管理本部長兼経理部
長
平成25年6月 福井コンピュータアーキテ クト株式会社代表取締役社 長(現任)
平成25年6月 取締役経理部長 平成25年7月 取締役(現任)
平成26年 6月から 2年
12
役名 職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数
(千株)
取締役 杉田 直 昭和39年 7月14日生
昭和62年11月 当社入社 平成10年4月 九州支社長 平成16年4月 執行役員中部支社長 平成18年10月 執行役員土木担当部長 平成23年4月 執行役員土木測量営業統括
部長
平成24年4月 執行役員営業本部長兼土木 測量営業統括部長 平成24年6月 取締役営業本部長兼土木測
量営業統括部長 平成24年7月 取締役(現任)
平成24年7月 福井コンピュータ株式会社 代表取締役社長(現任)
平成26年 6月から 2年
12
取締役 業務部長 片岡 克之 昭和39年 1月29日生
平成元年4月 当社入社 平成11年4月 業務部長 平成12年7月 社長室長
平成15年4月 業務部長
平成20年2月 執行役員業務部長
平成26年6月 取締役業務部長(現任)
平成26年 6月から 2年
5
取締役 堀 誠一郎 昭和40年 2月19日生
平成元年12月 株式会社ダイテック入社 平成5年12月 同社取締役(現任) 平成18年7月 株式会社ダイテックホール
ディング(現 株式会社ア セットマネジメント)代表 取締役社長(現任) 平成18年12月 株式会社ダイテック専務取
締役
平成23年1月 当社取締役(現任)
平成26年1月 株式会社ビジネスワークス 代表取締役社長(現任)
平成26年 6月から 2年
-
役名 職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数
(千株)
取締役 森田 勝憲 昭和29年 12月7日生
平成49年9月 株式会社ダイテック入社 平成15年4月 株式会社ダイテック関西事
業所所長
平成20年10月 株式会社ダイテックCAD 事業統括本部本部長 平成21年10月 株式会社ダイテック代表取
締役社長(現任) 平成25年10月 株式会社ダイテックホール
ディング(現 株式会社ダ イテック)取締役 平成26年1月 株式会社ダイテックサンズ
(現 株式会社ダイテッ ク)専務取締役(現任) 平成26年6月 当社取締役(現任)
平成26年 6月から 2年
-
常勤
監査役 小林 家次
昭和27年 5月9日生
昭和56年6月 当社入社 昭和59年6月 取締役
平成2年1月 取締役業務部長 平成10年9月 取締役辞任 平成10年10月 業務部長 平成14年4月 販売管理部長 平成22年4月
平成23年6月
監査室長
当社常勤監査役(現任)
平成27年 6月から 4年
7
監査役 西川 承 昭和32年 11月13日生
平成2年10月 監査法人トーマツ入所 平成10年10月 西川公認会計士事務所設立
同所所長就任(現任) 平成10年10月
平成11年12月
平成23年6月
監査法人ナカチ入所 同法 人社員就任(現任) 株式会社PLANT監査役 就任(現任)
当社監査役(現任) 平成24年10月 株式会社ダイテックホール
ディング監査役就任
平成27年 6月から 4年
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監査役 伊賀 弘 昭和48年 6月26日生
平成19年1月 弁護士登録 弁護士法人あ さひ法律事務所入所 平成20年12月 弁護士法人金沢セントラル
法律事務所入所
平成22年11月 福井スカイ法律事務所開設 同所所長就任(現任) 平成24年6月 当社監査役(現任)
平成24年 6月から 4年
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計 66
(注)1.監査役西川 承及び伊賀 弘は社外監査役であります。
6【コーポレート・ガバナンスの状況等】
(1)【コーポレート・ガバナンスの状況】 ① 企業統治の体制
・企業統治の体制の概要
当社は、委員会等設置会社ではなく、監査役制度を採用しており、監査役は取締役会等の重要な会議に出席し、 取締役の職務執行を監視できる体制となっております。監査役は3名で、うち1名は常勤監査役となっており、社 外監査役2名は非常勤となっております。
取締役会は、社内取締役4名及び社外取締役3名で構成しております。定例取締役会は毎月1回開催しており、 重要事項の審議及び決定、業績の状況確認及び対策の議論等を行っております。また、経営判断に関わる重要な事 項が発生した場合は、必要に応じて臨時取締役会を開催しております。
・経営組織その他コーポレート・ガバナンス体制
当社の経営組織その他コーポレート・ガバナンス体制の概要は次の通りであります。
・企業統治の体制を採用する理由
コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方は、法令を遵守し、経営の公正かつ透明性の確保、迅速な意 思決定及び業務執行が重要であり、その仕組みを確立することが常に社会から信頼を得るための基本的な要件と考 えております。そして、経営の公正かつ透明性の確保、迅速な意思決定及び業務執行により、企業価値の向上を図 り、その結果として、株主をはじめとするすべてのステークホルダーの利益を循環的に拡大していくことをコーポ レート・ガバナンスの指針としております。
当社は、委員会設置会社ではなく、監査役会設置会社であります。その理由としましては、会社の規模やこれま でのコーポレート・ガバナンスの状況を踏まえ、現状の監査役監査を充実させることが経営に対する監督の強化に つながり、より社会的信頼が得られるコーポレート・ガバナンス体制が構築できるとの判断によるものです。 ・内部統制システムの整備の状況
当社の内部牽制機能を担う重要な機関としまして監査室を設置しております。監査室は、内部監査規程に基づく 監査計画書を策定し、各部門及び各子会社に対して内部監査を実施しております。内部監査では、会社業務の適正 な運営並びに財産の保全を図るとともに、不正過誤を防止し、業務活動の正常な運営と改善向上を図り経営効率の 増進に資することを目的としております。
社内規程については、「業務分掌規程」「職務権限規程」「経理規程」など、社内の業務を網羅するよう整備・ 運用しており、必要に応じて改訂を継続的に実施しております。
顧問弁護士については、福井と東京の法律事務所と顧問契約を結び、必要に応じてアドバイスを受けておりま す。
また、平成17年4月より法律を遵守する公正で誠実な経営を実践することを目的とし、リスクコンプラ担当役員 を委員長とするリスクコンプラ委員会を設置しております。委員会では、「コンプライアンス規程」に基づき、社 員に対する法律遵守意識、倫理意識の普及、啓発に努めております。